友達と、シンガポール経由で、パリに行った時の事。
その時は、シンガポールまでは友達と同じフライトだったが、シンガポール⇒バリ間は空席が無く
友達が朝一のフライト。私はその次のフライトとバラバラの手配となっていた。
シンガポールの到着は、深夜。
数時間のトランジットとなるが、少しでも横になりたいとのことで、空港内にあるトランジットホテルにチェックインし、仮眠を取った。
ホテルのスタッフにも、モーニングコールをお願いしていたのだが、パッと目覚めると、
部屋の壁に掛かっている時計は、友達が乗るはずのフライト出発時刻に。
慌てて、友達を起こし、急いでゲートに行くよう促した。
その時は、現地に着いてからホテルを決めようと、現地での合流の打ち合わせもせずにいた事に気づいた友達は、
『向こうに行ったら、何処で待っていればいい?』と言うので、
慌てていた私は、『取り敢えずビーチで!』と伝えて別れた。
後から考えると、あの大きなトランク持ったまま、クソ暑いビーチに佇んでいたのかと想像すると、笑ってしまうが・・・。
私もホテルのチェックアウトをし、シンガポール航空のトランジットカウンターで搭乗の手続きを行っていると
友達が、暗い顔をし重いトランク引きずって現れた。
『あれ?どうしたの?』と聞くと、走ってゲートまで行ったが、フライトに間に合わなくゲートで泣きそうな顔していたら、スタッフが優しく声をかけてきてくれたらしい。
『このフライトに乗るんだったのか?』みたいな事を言われて、そうだと伝えると、
『大丈夫、次のフライトにしてくれる』と言われようだ。
でも、私のトランクが…と伝えてると、ちゃんとここにあるよと、荷物も取り出しておいてくれたようだ。
結局、万事上手く行き、2人同じフライトでバリに渡ることが出来た。
トランジットホテルに、『なんで起こしてくれなかった❗️』とクレームあげるも、
『電話が壊れてたんじゃない⁉️』みたいな対応。
自分の事は、自分で管理しないとですね。
これに懲りて、この後数回は、乗り遅れ防止のため、トランジットホテルを利用せず、空港のベンチで一夜を明かしてました。でも、シンガポールもクアラルンプールの空港も、エアコンがガンガン効いてて、寒くて凍えそうになるので、薄いブランケットは必須。
苦労しながら渡航していた頃が、今となってはとても懐かしく感じる今日この頃。
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